
FXで投資資金を大きく増やすコツとは
投資の一つの魅力として、「複利」で運用ができる点といえます。
FXにおける「単利」と「複利」の違い、またFXで複利運用した場合、どのように資産を増やすことができるかをお話していきます。
単利と複利の違い
皆さんも一度は聞いたことがある「単利」と「複利」。その仕組みはご存じですか?
例、元本1,000,000円 年利10%(10年間固定金利) 10年保有の場合
単利 | 複利 | |
1年目 | 1,000,000円 | 1,000,000円 |
2年目 | 1,100,000円 | 1,100,000円 |
3年目 | 1,200,000円 | 1,210,000円 |
↓ | ↓ | |
10年目 | 1,900,000円 | 2,357,948円 |
上記の条件であれば10年目には同じ1,000,000円が単利と複利で、457,948円もの差が発生します。
単利
単利の計算は、1,000,000円を年利10%で1年間預けた場合、1年後につく利息は100,000円であり、単利の場合は元本に対して金利が付くので、2年目も100,000円金利が付き、10年後には合計900,000円の利息となります。
複利
複利の計算は、1,000,000円を年利10%で1年間預けた場合、1年後につく利息は単利の1年目と同じ利息金額の100,000円ですが、2年目以降から違いが出てきます。
2年目の計算は複利の場合、1年目についた100,000円を含めて1,100,000円に対して10%の金利が付きます。このため2年目につく利息は1,100,000円×10%=110,000円になるので1,210,000円になります。
上記例でもわかる通り、長期で保有するだけ差額は段々と大きくなります。
FXでの複利運用
単利と複利を理解した上で、FXの世界でも同じ考え方が出来ます。FXの場合月利計算、日利計算もできます。
仮にFXで月利10%をとることが出来れば、先ほど銀行金利での10年目の金額 2,357,948円に、10ヶ月で到達するということです。夢がありますよね。
また、FXの場合、証拠金が少なくても取引が出来るので(レバレッジをかけることが出来るから)、仮に5万円の資金を月利10%とることが出来れば、33ヶ月で100万円に到達する計算です。
以上のことから、資金管理と自分の資金をどれだけ増やしていきたいのかも考えてFXに取り組むことで、更にFXに熱をもって取り組むことが出来るかもしれませんね。
まとめ
資産運用で複利はとても重要です。ただし、高い利回りを維持することは無理があります。月利10%を維持することは、簡単ではありません。
特にFX初心者は、現実的で、無理のない利回りを設定していくことが大切になっていきます。