ダウ理論

FXで勝てるようになるために理解すべき、ダウ理論とは

「ダウ理論」については、今から約135年も前に考えられた理論です。約135年も前の理論が現在でも、多くのトレーダーが基本としていることであることは間違いありませんし、驚きですよね。

「ダウ理論」は、テクニカル分析の元祖と考えられています。これまでに、様々なトレーダーが多種多様な理論や、テクニカルな指標を発表していますが、ダウ理論がその元となっていることが多いです。

そんな、トレーダーであれば理解しておいて損はない「ダウ理論」について今回は解説していきます。

ダウ理論とは

ダウ理論とは

当初、工業株化平均や鉄道株価平均に使用されてきた理論でありますが、その分析方法は今日の様々な市場でも用いることのできる理論であります。6つの基本原則としてありますのでご紹介します。

1:平均はすべての事象を織り込む

”需要と供給に影響を及ぼす全ての要因は市場平均に反映されている”ということです。地震や、台風といった自然災害をも含みます。自然災害は、マーケットが予測できないものでありますが、相場の価格変動に織り込まれ、吸収されていきます。

2:トレンドには3種類ある

ダウ理論の定義には、連続する高値、安値が右肩上がりであれば、「上昇トレンド」。連続する高値、安値が右肩下がりであれば、「下降トレンド」。そして、連続する高値、安値が右肩上がりでも右肩下がりでもない場合には、「レンジ」とする。これが基本的な定義としてあり、すべてのトレンド分析のスタートになります。

3:主要トレンドは3段階からなる

主要トレンドは、3つの段階からなります。最初の段階は、悪材料は最終的にマーケットに既に織り込まれたと考える先行型の投資家による買いが代表されます。次の段階は、価格が急激の上昇し、景気も改善する中でトレンドフォローをする多数のトレーダーが市場に参入し始める時であります。そして、最終段階では、マーケットの改善がより強く報道されたり、意識されたりすることで思惑的な出来高が増加。そして、一般投資家の参入も増加することです。さらに、いまだ誰も買い手がいない時に買い始めた投資家が、今度は他の誰も売っていないうちに利食いを始めるのもほかならぬこの最終段階です。

4:平均は相互に確認されなけらばいけない

ダウは、工業平均と鉄道平均について言及し、この両者が同じシグナルを示さない限り、本格的なブルあるいはベア・マーケットのシグナルは言えないとしている。
簡単に言い換えると、例えば移動平均線と一目均衡表のシグナルがどちらも買いのシグナルを出さない限り、本当の買い場ではないということです。

5:トレンドでは出来高でも確認されなければいけない

ダウは、シグナルを確認するのに次に大事なこととして、出来高をあげています。簡単にお伝えすると、「出来高は長期トレンドの方向に即して増減する」ということです。つまり、短期の時間足で指標発表等で激しい上下をしたとしても、結局は長期の時間足のトレンド方向に沿って価格変動をするということです。

6:トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する

トレンドフォローの手法の多くの基礎をなすものであります。別の言い方をするのならば、上昇トレンドであれば、上昇トレンドを継続しようとするということです。トレンド転換時には、”三尊(逆三尊)”や、”ダブルトップ(ボトム)”といったような明確なシグナルが発生するということです。

※ジョンJ・マーフィー著 「先物市場のテクニカル分析」より引用

まとめ

まとめ

テクニカル分析の基礎となる「ダウ理論」について解説しました。約135年も前からある理論が現在でも使用されているということは、それだけ重要な理論であるということは誰もが理解いただけると思います。

ダウ理論は、それだけでトレードの手法として使用するものではありませんが、ダウ理論を戦略の基礎とすることでその手法がより良いものとなります。例えば、6つ目にお伝えした、「トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する」とありますが、明白なシグナルが出なければトレードをすべきではなく、”三尊(逆三尊)”等といったシグナル発生まで待つことで、むやみやたらなトレードは減りますし、しっかりと利益を上げられるトレーダーになれると思います。

三尊等のエントリーポイントについても、下記の記事で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

勝てないなと思われているトレーダーの方であれば、自分の戦略を「ダウ理論」に当てはめて戦略を練ることであなたの手法はよりよくなるはずです。

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