
FXで勝ち続けるための損切りと利確の設定
損切りと利確の設定
損失は小さいうちに切り、利益は大きくとることがFXで勝つための原則であるといえます。頭ではわかっていても、人はなかなかこれを実践することができません。
利益が出ると、人はどうしても「もっと利益が出るはず」と思ってしまい、逆に損失が出ると「回復するだろう」と思ってしまうものです。
利益確定のポイント
利益を大きく取るといっても、根拠がなければ目安をおくこともできません。
利益確定の目安を、分析に関係なく、「50pipsで確定する」というように一律の数字で設定する方法は、しないで下さい。相場はあなたの願い通りには動いてくれません。
例えば、利益確定を50pipsと設定しているとすると、仮に弱いトレンドの場合、50pipsまで到達せずにトレンドが転換してしまうことがあります。そうなると、せっかく含み益が出ていたのに、それがなくなってしまいます。それだけでなく、含み損に転じてしまうことだって少なくありません。
今後、チャート分析を学び、正しい知識を持って正しい見方ができれば、エントリーする直前に、利益確定までの値幅と損切りの値幅を明確に計算することができます。つまり、事前に損益率を計算できるということです。その損益率をもとに、今から行おうとしているトレードに本当にエントリーすべきかどうか判断できるわけです。
損切りと資金管理
それでは、損切りはどうすればいいのか。それは、買いでも売りでもポジションを持った瞬間に、即損切りの注文をしてしまう方法しかありません。
そして、その注文をどこにつけるか、という点です。損切りに関しては、チャートを分析して決めても、機械的に〇〇pipsと決めても問題はありませんが、 一番は自分の資金と照らし合わせて、耐えられる損失の額から決めることです。
損切りが裏目に出てしまうこともありますが、それでも想定以上のロスを出さないことが一番大切なことです。どれだけ利益を出しているトレーダーでも、勝ち負けを繰り返してトータルをプラスにしています。また次にチャレンジするためにも、きちんと損切りをして、損を小さくして資金を残しましょう。