ロスカットの重要性

FXのロスカットは重要?

皆さんのFXを始める目的は「資金を増やすこと」だと思います。

ですが、ロスカットというのは、”損失を確定”させることであり、ロスカットをすることでFXを始めた目的とは異なる「資金を減らすこと」となります。ロスカットは目的とは真逆の資金を減らすこととなるので、実際の取引の際に精神的に受け入れられずロスカットが出来ないということが起こります。

しかし、ロスカットを出来ない方はFXの世界で生き残れません。なぜなら、ロスカットが出来ないと一度の損失で全てを失うからです。また、ロスカットが出来ないと、次の機会を活かすことが出来ません。自分の得意な取引機会が来たとしても資金がないとそもそも取引が出来ないのです。

FXの目的である「資金を増やす」ということは1度限りの取引で増やす必要はなく、1か月を通してまたは、年間を通して「資金を増やすこと」で目的は達成するのです。総取引で「資金を増やすこと」を達成するためにはロスカットは必ず必要となりますので今回はそんなロスカットについてお伝えさせていただきます。

ロスカットが出来ない3つの理由

ロスカットが出来ない3つの理由

  • マイルールが定まっていない
  • 資金管理が出来ていない
  • ロスカットが負けだと感じる

マイルールが定まっていない

マイルールが定まっていないとは、簡単に言うと、適当なエントリーポイントで取引するということです。

例えば、「上がりそうだな」「下がりそうだな」というなんとなくの気持ちで、ポジションを保有をしていませんか。適当なエントリーポイントでポジションを保有すると、適当なロスカット(損切り)、利確となってしまうのです。

反対に、チャートパターンのパターンが出現し、定めたエントリーポイントから取引した場合、そのパターンが崩れた場合ロスカットを素直に行うことが出来ます。

上記のようなマイルールを定めていることで予測に反することが起こった場合にロスカットをする判断が出来るようになるので、マイルールは定めるようにしましょう。

資金管理が出来ていない

損失金額が小さい場合には、ロスカットへの抵抗はほとんど無いと思いますが、損失金額が大きくなるにつれて抵抗が大きくなりロスカットが出来なくなります。その理由として人間は欲の塊ですので、「今は含み損だけどそのうち戻るだろう」 というように自分の都合のいいように考えてしまう生き物だからです。ですから、資金管理が必要なのです。

そこで資金管理方法の一例をお伝えします。先ほどお伝えした「マイルールを定める」ことで、ロスカット(損切り)の価格がわかります。

例えば、ドル円の通貨ペアで価格が100円の時に買いポジションを保有し99円まで価格が下落したらロスカットをするとします。1円分(100pips)の損切りなので、10万通貨単位で1ロットの取引をした場合、10万円のロスカットとなります。

仮に、上記のような10万円のロスカットが自分に耐えられない金額であればロット数を1ロットではなく、0.5ロットにすることで5万円のロスカットとなります。逆に20万円までロスカットと見れるのであれば2ロットの取引をします。このように、ロスカット幅に応じて取引ロット数を変更することで自分に合ったロスカットができ、資金管理となるのです。

常に1ロットで取引するというような固定ロットでトレードすることもいいのですが、為替レートは常に異なる変動ですので1回の取引ごとにロスカット(損切り)幅を定めることで抵抗がなく行うことが出来ます。

ロスカットが負けだと感じる

もちろん、ロスカットは損失を確定させることですので”負け”といえます。

しかし、FXの目的は「資金を増やす」ことであり、1度の取引ではなく総取引で資金を増やせばいいのです。資金を増やす道のりで負けても最終的に資金を増やして勝てば目的達成なのです。

「資金を増やす」という目的を明確にすることで1度の取引で負けてイライラしたり含み損を抱えてドキドキしたりすることはありません。イライラやドキドキしないようにロスカットを素直に行うことが出来ます。

ロスカット(損切り)と利確

ロスカット(損切り)と利確

FXの売買をする際に、スプレッド(手数料)が発生します。スプレッドが発生することにより、ロスカットと利確の設定を考えないといけません。

例えば、ドル円通貨ペアで10万通貨ペアで1ロット取引を10回するとします。取引ルールとして利確10pips、ロスカット10pipsとし、スプレッドは1銭だとします。

勝率50%の場合
利益5回  10,000円×5回=50,000円
損失5回  10,000円×5回=50,000円
合計損益は、±0となります。しかし、スプレッドが発生しますので、
スプレッド 1,000円×10回=10,000円
スプレッドを含めた合計損益は、-10,000円となります。

上記のような条件下で勝率50%では、資金は増えるどころか減る一方で、勝率が60%以上でないと資金は増えません。勝率を上げることは容易ではありません。しかし、勝率が50%だとしても条件を変えることで資金を増やすことが出来ます。例えば、上記条件の利確を10pipsから20pipsへと変更すると、

勝率50%の場合
利益5回  20,000円×5回=100,000円
損失5回  10,000円×5回=50,000円
スプレッド 1,000円×10回=10,000円
合計損益は、+40,000円となります。

勝率が50%でも資金は増えていくようになります。また、この場合勝率40%であっても合計損益は+10,000円となるのです。

ですから、勝率を上げることは難しいですが、利確とロスカット(損切り)の設定を上記のようにすることで損失回数が多くても資金は増えるのでロスカットを徹底することが出来ます。

お金の大切さ

お金の大切さ

皆さん、お金は大切ですよね。そんな大切なお金を守る行為というのがロスカットです。

ロスカットが出来ない人は、自分のお金を守れない人なのです。自分のお金を守れない人は、いつまで経ってもお金は増えません。「資金を増やす」ためにFXを始めたのにロスカットが出来なければ「資金を失う」ことになりますのでロスカットが出来るトレーダーになりましょう。

まとめ

まとめ

今回は、ロスカットについてお伝えしました。ロスカットは自分の資金を守るために必ず必要なことです。また、自分の精神状態を冷静に保つためにも必要です。ロスカットが上手に出来るようになることがFXで「資金を増やす」近道になると思います。

皆さんは、ロスカットが出来ない人ではないですか。ロスカットを淡々と行い、自分の資金を守り、自分の得意なチャート発生時に取引が出来るトレーダーになれるようこの記事が参考になればと思います。

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